チャットという意外な影響について。
オンラインゲームを初めてPCから数えると約10年近くになるだろう。
そういった中、出会いや別れがあって今がある。
昔からキャラの名前はニクロウだ、何故なら元々やっていたゲームで焼魚肉朗という名前で始めてからどのMMOをする時でもこの名前を使っている。
西洋寄りのゲームだとカタカナにしたりしてはいるがニクロウという部分だけは変えないでいる。どこかで昔の僕を知る人が現われたとき嬉しいからだ。
どのMMOでも一緒だが、かなりの時間を共にすると色々な話をする、くだらない日常から果ては痴情のもつれまで。そういう部分が僕は好きだ、だからなのかわからないが昔からフィルター1枚あって会話するのも得意だ。
その頃やっていたゲームでよく一緒にいた子が急に来なくなり、連絡をとる手段も無く心配になったがいつか戻るだろうと思い過ごすうちにゲームをやめてしまった。
やっていたブログも全く更新せず今のブログですら不定期なのでなんとなくわかってもらえると嬉しいが、僕は飽きたらスパっとやめちゃうので特別思い入れとかはあまりないのだが、数年立って何を思ったか昔やってたブログを見に行った。
そこに僕にしか見れないようにしてあるコメントを見つけた。
パスワードを一生懸命思い出し管理画面に行き、コメント確認した。
いなくなったアイツからのコメントだった
今はもう時効だと思うのでSSをのせます。
ある程度事情は知っていたが、目頭が熱くなった。
くだらないチャットひとつで人生を変える起爆剤にもなるんだなと思った瞬間でもあった。コミュニティの大小に関わらず画面の向こうに人がいるということや、何気ない会話でも相手にとっては忘れない思い出になるかもしれない。
これからも僕は名前を変えないでいくと思う、もう一度コイツとチャットできるとどこかで期待してるのだ。
いなくなる人は寂しいが、混ざり混ざってMMOだと思うので、いなくなった人が戻りたくなるような思い出を作っていこうと思っている。